AI時代のための通販基幹エンジン

通販の基幹を、AIが動かす時代へ。

Vegas は、すべての操作を WebAPI で開いた受注・在庫・販促の基幹エンジン。だから AI エージェントが、受注から在庫引当・販促・出荷まで“自分で”実行できます。冪等・プレビュー・承認により、暴走させずに任せられる——それがAI時代の通販基盤です。

全操作 WebAPI ・ 冪等で二重受注ゼロ ・ 既存フロント/AIと連携可能

AIエージェントAUTO ORDER
  • POST /受注登録完了
  • POST /在庫引当完了
  • POST /販促適用完了
  • POST /受注確定完了
人手ゼロ冪等・自動リトライ・監査ログ
全操作
WebAPI化(AIから実行可能)
冪等
二重受注を仕組みで防止
preview
本番影響ゼロでAIの提案を検証
0
無停止リリース・切り戻し可
AI-Ready — Autonomous Ordering

“表のAI”ではなく、
基幹そのものをAIが動かす。

多くのシステムでAIができるのは、フロント支援やデータ参照まで。Vegasは全操作がWebAPIだから、AIが受注業務を端から端まで実行できます。チャネルを問わず、届いた注文をそのまま基幹へ。

AIによる自動受注フロー 多様な入力をAIが解釈し、基幹APIを順に実行して出荷まで自動化する流れ 入力チャネル 音声・電話 / チャット メール / LINE EDI / モール AIが解釈 商品・数量・宛先を抽出/正規化 基幹APIを順に実行 受注登録 在庫引当 販促適用 受注確定 出荷へ 人手ゼロ
図:AI自動受注フロー。全操作がAPIだから、AIは受注から出荷まで一気通貫で実行できる。
✓ 全操作が WebAPI ✓ 冪等で二重受注ゼロ ✓ 基幹バリデーションが不正受注を防止

使い方の例:販促担当者 × 手元のAI

「やりたい販促」を伝えるだけ。手元のAIをVegasに繋げば、AIが現在の販促設定を考慮して整合する設定を組み、担当者の代わりに用意します。設定の専門知識も、開発の待ち時間も要りません。

販促担当者来月、初回のお客様に送料無料。ただし、今出している10%OFFとは併用させたくない
手元のAI(Vegas接続)現行の販促を確認しました。10%OFFと同じ排他グループで「送料無料(初回限定)」を作成し、併用不可に設定します。9/1適用でプレビューします。プレビュー:初回=送料¥0 / 10%OFFとは非併用 ✓ / 期間かぶりなし ✓
販促担当者OK、それで承認。
9/1に予約反映(無停止・いつでも切り戻し可)
  1. 現状把握 — AIが現行の販促設定(期間・グループ・優先度)を取得。
  2. 衝突チェック — 既存の10%OFFとの併用可否・期間かぶりを検知し整合させる。
  3. 設定を生成 — 「送料無料 × 初回客」の条件×特典を組み立て。
  4. プレビュー — サンプル注文で適用結果(金額・併用可否)を確認。
  5. 承認 → 予約反映 — confirmで未来日に無停止反映。問題があれば日付で戻す。
✓ 既存の販促設定を考慮して整合 ✓ 併用ミス・二重適用・期間衝突を事前に防止 ✓ preview→承認で安全に反映

AIに任せても、暴走しない。

AIの提案は「下書き」まで。決めるのは人とルールです。Vegasの「試す→承認→無停止で反映、いつでも戻せる」という基幹設計が、そのままAIのガードレールになります。

AIを安全に取り込むループ AIが提案し、プレビューで検証し、人が承認し、無停止で反映。時刻バージョニングでいつでも戻せる。 ① AIが提案 受注・販促・在庫 等 ② プレビュー 本番に影響なしで検証 ③ 人が承認 confirm で確定 ④ 無停止で反映 冪等・自動リトライ 時刻バージョニングで、いつでも戻せる
図:AIを安全に取り込むループ。壊れない・戻せるから、AIに任せられる。

全操作が“ツール”

単一ゲートウェイの統一API。LLMの関数呼び出し/MCPツールとして包みやすく、AIが受注業務を実行できます。

AIが読める整ったデータ

読み取り最適化のデータと論理名辞書。自然言語→検索・集計(text-to-SQL)やRAGの土台になります。

プレビューで安全に検証

AIの提案は未来日で“下書き”。本番に影響を与えずに効果を確認してから採用でき、暴走リスクを断てます。

承認・冪等・戻せる

確定は人の承認(confirm)。冪等と自動リトライで壊れず、時刻バージョニングでいつでも切り戻せます。

そして、すべての操作は"履歴"に残る。

いつ・誰(どのAI)が・どの項目をどう変えたかを、項目単位の差分で記録。AIの操作も人と同じ精度で追跡・監査・復旧でき、さらに「指示→変更→結果」の履歴はAIを改善する学習データにもなります。
——実際に「突然消えた受注」の原因も、履歴から操作単位で完全に再構成できました。AIに任せる前提の“後から全部わかる”性質が、最初から備わっています。

試す(preview) 承認(confirm) 記録(全操作履歴) 戻せる(時刻バージョニング)
The Foundation

AIに任せられるのは、
基幹が“堅い”からです。

AI活用の前提は、壊れない基幹。Vegasの裏で動く3つのリアルタイムエンジンが、AIが操作しても破綻しない土台をつくります。

ENGINE 01

受注ライフサイクル
エンジン

受注→確定→出荷→請求→債権を一気通貫。状態変化を自動伝播し、二重受注も処理落ちも仕組みで防ぎます。

  • マルチチャネル(EC/CC/電話)を単一基盤へ
  • 定期便の次回受注を自動生成
  • イベント駆動+冪等で“止まらない”
ENGINE 02

リアルタイム
在庫引当エンジン

ロット・賞味期限・倉庫を考慮したインメモリ引当。予定在庫への先引当と入荷時の自動再配置まで自動化。

  • FEFO(賞味期限順)/安全在庫チェック
  • 入荷前の“予定在庫”にも先引当
  • 入荷確定で引当を自動で再配置
ENGINE 03

定義駆動の
販促エンジン

「条件×特典」を部品(カートリッジ)として設定で組み替え。値引・送料・ポイント・同梱・定期条件を、開発を待たずに。

  • 優先度・グループで重複適用を制御
  • 確定/取消/差戻しも正確に再計算
  • 新しい販促を“設定”で追加
Comparison

一般的な通販システムとの違い。

フロント/マーケ中心のオールインワンと、Vegas(AI-Readyな基幹エンジン)の設計思想の違いです。既存のカートやツールと連携しつつ、基幹だけを強化できます。

観点一般的な通販システムVegas
AIの役割主にフロント/マーケの支援(LP・メール生成、分析など)。AIが基幹を操作。受注・在庫・販促の実行までAIに任せられる。
API網羅性参照系が中心で、更新・実行系は限定的なことも。全操作がWebAPI。AIエージェントが端から端まで実行可能。
価格・販促の変更反映は即時が中心。切替時の確認や一時停止を伴うことも。未来日で予約→プレビュー→無停止で自動切替。切り戻しも日付単位。
在庫引当在庫数の増減管理が中心。ロット/賞味期限/入荷連動は個別対応に。FEFO・安全在庫・予定在庫先引当・入荷時の自動再配置までリアルタイム。
スケール・信頼性サーバー構成に依存。一般的な整合性担保。サーバーレス自動スケール+冪等・自動リトライ・二重受注防止

※「一般的な通販システム」は各社共通の傾向を一般化したもので、特定製品を指すものではありません。

Batch-less

夜間バッチを、なくす。

「全件を舐めて対象を探す」処理をやめ、項目ごとに"発火"を予約。軽量なティッカーが到来した分だけをイベントで起こします。次回定期受注・予約キャンセル・ポイント失効・出荷指示…"時刻で動く処理"を、スキャンなしで回します。

従来:スキャン型バッチ

  • データが増えるほど遅くなる(夜間ウィンドウが破綻)
  • 定時に負荷が集中してスパイクする
  • 「日次」など粒度が粗く、リアルタイムでない

Vegas:予約型イベント

  • 処理量は"到来件数"に比例=データ総量に非依存
  • 時刻に沿って負荷が平準化(サーバーレスと好相性)
  • 予約時刻ちょうどに近い、ほぼリアルタイム実行

仕組みの詳細は技術ブログ 第21回「バッチをなくす — 項目別タイマー起動イベント」 で解説しています。

Challenges

こんな課題、ありませんか?

売り方(フロント)ではなく、受注・在庫・販促の“裏側”で起きている悩み。ひとつでも当てはまれば、Vegasの出番です。

?
受注や問い合わせ対応をAIで自動化したいのに、基幹がAPI化されておらず手が出せない。
全操作WebAPI
?
定期便の次回注文づくりやスキップ・解約対応に毎回手間がかかっている。
定期通販エンジン
?
賞味期限やロットの管理が煩雑で、欠品や廃棄をなかなか減らせない。
在庫引当(FEFO)
?
価格改定や販促の切替が、深夜作業や一時停止とセットになっている。
時刻バージョニング
?
新しい販促のたびに開発・改修待ちが発生し、施策のスピードが出ない。
定義駆動の販促
?
セールやメディア露出で注文が急増すると重くなる/落ちる。二重受注も怖い。
自動スケール・冪等
ひとつでも当てはまれば、Vegasが効きます。

特に 健康食品・化粧品・食品の定期通販/単品リピート に最適です。賞味期限・ロット・定期・複雑な販促が絡む事業ほど、他社では埋めきれない“基幹の悩み”をVegasが引き受けます。フロントやカートは今のまま、裏側だけを強化できます。

Signature — Time Versioning

価格も販促も、「未来日」で仕込んでおく。

Vegasは時刻でバージョン管理します。適用日を指定して予約すれば、当日はシステムを止めずに自動で切替。公開前の内容も切り戻し後の状態も、事前にプレビューできます。下のバーを動かして、未来の適用内容をご確認ください。

プレビュー日付2026-07-03
今日+30日+60日+90日
適用中
定期便 / 主力商品(税込)
¥3,300税込
通常価格で販売中。
現在(今日)適用中の内容
Operations Coverage

通販オペレーションの、必要な機能をひととおり。

受注から債権まで、日々の業務を業務領域ごとに網羅。すべてWebAPIで提供され、画面からもAIからも同じ操作ができます。

受注管理

  • EC・CC・電話を横断するマルチチャネル受注
  • 受注→確定→出荷→請求→債権の一気通貫
  • 状態変化を関連データへ自動伝播

定期通販

  • 配送サイクルに沿った次回受注の自動生成
  • お届け日・周期・スキップ・解約の運用
  • 頒布会・回数コースなど多様な形態

在庫引当

  • ロット・賞味期限(FEFO)・倉庫別の引当
  • 予定在庫への先引当・入荷時の自動再配置
  • 安全在庫チェック・出荷リードタイム計算

販促・価格

  • 価格改定・キャンペーンの未来日予約と無停止切替
  • 値引・送料・手数料・同梱の条件を設定
  • ポイント付与・利用の管理

決済・請求・債権

  • 主要クレジット決済・Amazon Pay 連携
  • 請求・債権管理、入金消込
  • キャンセル・返品に伴う調整処理

出荷・物流 / 顧客

  • 出荷指示・倉庫連携・出荷実績
  • 顧客一元管理・高速な検索/集計
  • 操作履歴・変更履歴で追跡可能
Reliability & Scale

AIに任せる前提の、堅牢さ。

AIやチャネルが多重に叩いても壊れない。通販の受注・在庫は止まると売上が止まるからこそ、信頼性を基盤側で担保します。

二重受注の防止

同一注文を直列化し、重複生成を抑止。

自動リトライ

一時障害でも取りこぼさず再実行。

操作履歴の記録

いつ誰(何のAI)が何を変えたか追跡でき監査対応。

自動スケール

サーバーレスで繁忙期の急増に追従。

無停止リリース

未来日予約で切替時もサービス継続。

Under the Hood

コンセプトではなく、
“動いている実装”です。

Vegasの「AI-Ready」は構想ではありません。大規模な通販基幹を実際に動かしている、この設計そのものから来ています。裏側では、こう作られています。

1,000+

単一責務のサービス群

機能を細かく分割し、単一ゲートウェイの背後に疎結合で配置。1機能が小さいから、改修もAIの改善提案も影響範囲が閉じる。

時刻

バージョニング・ルーティング

どの版を使うかを“日付”で解決。未来日の設定を無停止で切り替え、いつでも戻せる。

CQRS

読み書きの分離

書き込みと読み取りを別々に最適化。大量の注文でも検索・集計が速い。

Lua

インメモリ在庫引当

Valkey上でロックなしの原子的引当。FEFO・安全在庫・予定在庫の先引当・入荷時の自動再配置まで。

冪等

イベント駆動

非同期+自動リトライ+重複防止。AIやチャネルに多重に叩かれても壊れない。

全操作

項目単位の変更履歴

すべての変更を“いつ・誰が・何を”で記録。どんな操作も追跡・再現・復旧できる。

細粒度 × 完全疎結合 × 定義駆動 × 時刻バージョニング。だからAIは、1つのユニットを丸ごと理解し、改善案を安全に提案・試作できます。AIが“使える”だけでなく、“直せる・良くできる”基幹です。

Engineering Blog

設計の裏側は、技術ブログで公開しています。

Vegasを支える設計・実装を、図とコードで解説。私たちの技術力の実像を、そのままお届けします(全21記事)。

技術ブログを読む(全21記事)→

AIに任せられる基幹を、Vegasで。

「AIで受注を自動化したい」「基幹をAPIで開きたい」——現在の構成をお聞きし、貴社に合わせた導入例とご提案資料・概算をお送りします。フロントは今のまま、基幹だけの強化も可能です。